前回の記事ではVistaQuest VQ7024jの端末をぐるっと回して見てみましたが、このブログ記事では、試し撮りをしたり、ちょっと持って歩いてみた感想を書きます。
前回の記事はこちら。
試し撮り
ノーマル
ちょっと引きの画角で、当時住んでいた家のソフビ・人形スペースを撮っています。
ちょっとピントがあっていないのはご愛敬。
理由は後ほど説明します。
HOLGA DIGITALやデジタルハリネズミと比べると、ちょっと暗めに写る印象です。
あと少し彩度も低め、色あせたような写りになります。
マクロ
ソフビ界隈のみなさんにしか距離感が伝わらないですね。
写っているソフビ、ネゴラ(猫)たちは、だいたい高さ10cmくらいです。
マクロモードでも、個人的にピントではこれくらいの近さが限界だと思いました。
これ以上近寄ると、
奥のネゴラにピントがあってしまいます。
これくらい引くと、しっかりめにピントがあいます。
トイデジ全般に言えるけれど、そもそも極端によるのは諦めた方が良いです。
マクロってほどの距離でなかったとしても、マクロにするとしっかりくっきりピントがあったりします。
「ちょっと近い?」と思ったら両方のモードで撮っておくのをお勧めします。
蛍光灯モードの色味
例によってピントがあっていないのはご愛敬、です。
普通のカメラ以上に、蛍光灯モードにすると青くなります。
もはやフィルターかっていうレベルの綺麗な水色です。
これはVistaQuest VQ7024jの目玉でもあるんだけど、レンズ部分を手で隠して、シャッターボタンを押す瞬間にレンズを露出させると…
緑。とても緑。
設定はなにも触っていないんですが、ホワイトバランスが調整される前に撮影されてこんな色になっているみたいです。
手を放すタイミングは、ちょっと練習するとつかめます。
ホワイトバランスが調整される前にシャッターを切らなければならないので、ピントをカチッとあわせるのは難しいです。
この緑色の写真が撮りたくてこのカメラを選んだところがありました。
どこかで緑緑している写真を出していたら、それはたぶんVistaQuestでとったものです。
持ち歩いてみて
ピントの確認不可
やっぱり持ち歩いて困るのはピント問題。
他のトイデジと比べると液晶はしっかり大きいです。
でも、ピントがちゃんとあっているかが確認できるような解像度ではありません。
ザリザリです。
派手に外れていることだけは確認できますが、細かいところは全然わからないです。
そもそもトイデジ全般はピントを合わせるのが難しいので、ピントが合った写真が絶対に欲しい場合は同じ画角で20回くらい撮っておくことをおススメします。
トイデジ2台目以降におすすめ
トイデジのメジャーどころデジタルハリネズミと比べちゃうと、VQ7024jはサイズも大きいし、ちょっと重いです。
かわいいフィルターも無いし、知名度も低い。
それに、他のVistaQuestと比べても、さらに知名度低め。
所謂VistaQuestらしい、かわいい見た目でもないです。(特に黒。)
凝り性の人以外が手を出すトイデジではないかな、というのが正直な感想でした。
でもね、VQ7024jはトイデジ沼にはまった人にはおすすめ。
まず緑緑しい写真は、いろんなトイデジと比べてもVQ7024jが一番面白く映るみたいです。
それをやってみたくてVQ7024jを買ったんだけど、普通に撮っても手持ちの他のトイデジと比べて彩度が低めの写りが気に入りました。
わざとらしくない、良い味がある写真が撮れるんです。
私は3台トイデジを持っていますが、パッと手に取ることが多いのがVQ7024jだったりします。
また温かい季節になったら、トイデジ片手にお出掛けしたいですね。
Twitter → @777_Kanata
0 件のコメント:
コメントを投稿